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エアコンの内部クリーンってどんな機能?正しい使い方と効果

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エアコンには「内部クリーン」という機能が搭載されている物があります。
エアコン内部のカビを抑えてくれる内部クリーンですが、使い方やしくみを把握しておかなければ、場合によってはその効果を十分に受けられない事があります。
内部クリーンのしくみを正しく理解して、清潔で快適な室内で夏を乗り切りましょう。

■内部クリーンのしくみ

「内部クリーン」とは、冷房または除湿運転の後に、エアコン内部を乾燥してくれる機能の事です。
冷房または除湿を行なう時、エアコンは空気中の水分を奪う事によって、室温を下げたり、湿気を取り除いたりします。
その時発生したエアコン内部の結露を放っておくと、エアコンにカビが発生する原因となったり、空気中のホコリをエアコン内部に付着させて、故障の原因となったりしてしまいます。
そこで、冷房や除湿運転の後に、内部クリーンによってエアコン内部を乾燥させておくと、結露を取り除き、カビや故障などを防ぐ事ができます。

内部クリーンモードを設定しておくと、エアコンの電源を切った後、すぐにエアコンが内部クリーン運転に自動で切り替わり、約60分〜100分の間乾燥を行います。
機種によっては、リモコンで設定を行わなくても自動で内部クリーンに切り替わる物や、手動で内部クリーンに切り替えなくてはならない物があります。

■お掃除モードとの違いに注意

エアコンの機種やメーカーによっては、エアコンの「お掃除モード」と内部クリーンモードがどちらも搭載されている事があります。
この時注意しておかなくてはならないのが、内部クリーンには、お掃除モードと同じ効果はないという点です。

内部クリーンは、運転停止後にあくまでも乾燥を行なう機能ですので、エアコンを運転しながら除菌や殺菌を行なう事はできません。また、既に発生しているカビを取り除く効果はありませんので、カビ取りは専門の業者に依頼する必要があります。

一方、お掃除モードは、運転中に本体や室内のカビを検知し、除菌イオンなどを発生させて室内への菌の拡散を防ぐ機能です。
どちらも搭載している機種もあれば、片方しか搭載していない物もありますので、お使いのエアコンの取扱い説明書をよく読んで、それぞれの名称と効果の違いを把握しておきましょう。

■内部クリーンの落とし穴

内部クリーンは、エアコン本体の乾燥を行なう際、温かい風を発生させます。
そのため、機種や外気の状態によっては、湿った生暖かい風が室内に運ばれてくる事があります。
人によってはその風を不快に感じる事もあるため、一部のメーカーでは「人がいない時に使用する」事が推奨されています。
さらに、一度吸い込んだ室内の空気が、内部クリーンの風に乗って再度室内に送り込まれると、その時に不快な臭いも残したまま戻って来る事があります。
就寝前など、エアコンの電源を切った後に部屋を出られない時などは、必要に応じて内部クリーンを停止しましょう。

□使用後にどうしてもエアコンを乾燥させたい時
エアコンの中には「送風」モードが搭載されている物があります。この送風モードは風だけを送る機能ですので、エアコン内部を乾燥させる効果も持っており、温風も発生させません。
どうしてもエアコン使用後の本体内部の結露が気になるという方は、電源を切る前に30分〜1時間ほど送風モードに切り替えると良いでしょう。

また、内部クリーンや送風を行っても、エアコン使用後の不快な臭いがどうしても消えない場合は、エアコンが故障してしまう前に、専門の業者に清掃を依頼するようにしましょう。

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